ニット地は家庭用ミシンでは無理!と思ってらっしゃる方多いと思います。
が、実は縫えるんです。
ただしニット地は、伸縮性がありますので、それを妨げないような縫い方が必要です。
その方法は2つ。
1)ニット用ミシン糸を使う
2)地縫いを「ジグザグ」で縫う
1)の「ニット用ミシン糸」というのは、フジックス社の「レジロン」という商品が有名です。
若干の伸縮性があり、これを使うことによってニット地の伸縮性を妨げずに縫うことができます。
ただ、つるつるしていて生地から抜けやすいのが難点です。
また、伸縮性が非常に強いニット地には追い付かず、脱ぎ着しているうちに糸が切れてしまう場合もあります。 地縫いを普通に直線縫いで縫いたい場合には適しています。
2)は、地の目を普通のミシン糸でジグザグ縫いする方法です。
ジグザグ縫いすることによって、縫い目がニット地の伸縮についていくことができ、糸が切れるのを防げます。
この方法は、普通の生地を縫う糸より少し細めの糸を使い、三点ジグザグで縫うと、よりきれいに丈夫に縫うことができます。
普通の生地で60番くらいの糸を使う生地でしたら、90番くらいの細い糸が良いでしょう。
通常のミシン糸は、ニット用に比べて摩擦が大きいので、抜けにくいのが良い点です。
また、1)と2)、どちらにしてもニット用ミシン針を使う方が良いようです。
これは、先がすこーし丸くなっており、繊細なニットをひっかけて傷めることなく縫える針です。
私はそこまでこだわらないので2)の普通糸のジグザグ縫いで、普通の針で縫っちゃったりします。
その辺はお好みで。
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