縫いやすい生地ってどんなの?

初心者さんにも縫いやすい生地ってどんなのでしょうか?

簡単に言うと、


1.薄すぎない

生地が薄いとミシンがとてもかけにくいです。

裏地を付ける人は最近あまりいませんが、裏地に使う生地は薄くてつるつるしていて、とても縫いにくいです。


2.厚すぎない

反対に厚すぎても、ミシンがなかなか進まないです。

厚手のデニムやボアといった生地がその例です。


3.コシがある

くにゃくにゃしていると、形が定まらず、とても縫いにくいです。

「ジョーゼット」「シフォン」といったフォーマルな生地は最初はやめておきましょう。

また、「ガーゼ」や「ダブルガーゼ」も縫いにくいです。


4.適度な摩擦がある

1.の「裏地」もそうですが、つるつるした生地も、滑ってしまい、正確にミシンをかけるのが難しいです。

「サテン」などは最初は避けた方が良いでしょう。


以上4点から考えて、またお店によく置いてあるものとして


●「ブロード」

●「シーチング」

●「オックスフォード」


といった名前(織り方)の綿素材のものをお勧めします。

これらは「平織り」という単純に縦糸と横糸を交互に交差した織り方ですので、裁ち目(切端)もぼさぼさになりにくく、適度な硬さもあってゆがみにくく、比較的縫いやすいと思います。


ただ、いつも綿素材ばかりでは大人のクールさは演出できませんので、徐々に他の素材も試してみましょう。


失敗はたくさんするほど、コツがわかってきますものね。

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